使用済みトナー・インクカートリッジの回収・処分方法とは|メーカー回収・廃トナーボトル対処ガイド
使用済みのトナーカートリッジ・インクカートリッジは、主に①メーカーの回収プログラムを利用する、②お住まいの自治体のルールに従って廃棄する、③回収ボックス・郵送サービスを利用する、の3つの方法で処分できます。回収の対象製品・方法・対象者は、メーカーや地域によって異なります。本ページでは、家庭・会社(事業所)・未使用それぞれの場合のトナーカートリッジの捨て方と、リコーをはじめとする主要6社(リコー・キヤノン・エプソン・ブラザー・NEC・富士フイルム)の回収プログラムの概要(2026-10-09時点・各社公式サイト確認)、「廃トナーボトルが満杯です」「廃インク吸収パッド」といった表示が出たときの対処法をあわせて解説します。正確な分別区分・回収可否は、必ずお住まいの自治体・メーカーの公式案内でご確認ください。
① 使用済みトナー・インクカートリッジの捨て方・処分方法(3つの選択肢)
使用済みのカートリッジをどう処分すればよいか迷ったときは、次の3つの選択肢から検討してみてください。
選択肢1:メーカーの回収プログラムを利用する
プリンターメーカー各社は、自社製品向けの使用済みカートリッジ回収プログラムを用意している場合があります。多くは環境負荷低減・資源循環を目的としており、リコー・ブラザーをはじめとした主要メーカーで確認できます(詳細は「③」)。
選択肢2:お住まいの自治体のルールに従って廃棄する
トナーカートリッジ・インクカートリッジの廃棄物としての区分(燃えるごみ・燃えないごみ・資源ごみ等)は、自治体によって異なります。同じ製品でも自治体ごとに区分が変わることがあるため、お住まいの自治体のごみ分別ガイドや公式サイトで確認してから廃棄することをおすすめします。
選択肢3:回収ボックス・郵送回収サービスを利用する
家電量販店の店頭回収ボックスや、複数メーカーが共同運営する郵便局設置の回収ボックス(後述の「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」等)を利用する方法もあります。対象製品・設置場所はサービスにより異なります。
| 選択肢 | 向いているケース | 費用の目安 |
|---|---|---|
| メーカー回収プログラム | お使いの製品が純正品で、対象メーカーの回収窓口がある場合 | 無料の場合が多い(メーカーにより異なる) |
| 自治体のルールに従って廃棄 | 純正・互換・リサイクルを問わず、身近な処分方法を探している場合 | 通常のごみ収集の範囲内 |
| 回収ボックス・郵送サービス | 店舗や郵便局への持ち込みが可能で、対象製品に該当する場合 | 無料の場合が多い(サービスにより異なる) |
※費用・条件はメーカー・サービス・自治体により異なります。必ず利用前に最新の公式情報をご確認ください。
使用済みカートリッジの廃棄物としての取り扱いは、廃棄物処理法に基づき自治体ごとに運用が定められています。本ページの内容は一般的な選択肢の紹介にとどまるため、正確な分別区分・回収可否については、必ずお住まいの自治体やメーカーの公式案内をご確認ください。
場面別|トナーカートリッジの捨て方・処分方法の早見表
トナーカートリッジの捨て方は、「家庭で使ったものか、会社(事業所)で使ったものか」と「使用済みか、未使用か」で変わります。まずは下の表で、ご自身に当てはまる場面を確認してください。
| 場面 | 主な捨て方・処分方法 | 確認先 |
|---|---|---|
| 家庭(個人)で使った使用済みトナー | 純正品はメーカーの回収を利用できる場合があります。利用しない場合は、お住まいの自治体の分別ルールに従って出します | メーカー公式サイト/お住まいの自治体 |
| 会社(事業所)で使った使用済みトナー | 純正品はメーカーの回収を利用します。対象外のものは、産業廃棄物として扱う必要がある場合があります | メーカー公式サイト/事業所のある自治体・契約している産業廃棄物処理業者 |
| 未使用のトナー(機種の入れ替え・買いすぎ等) | メーカーによっては未使用品も回収します(返金なし)。回収を使わない場合は、使用済みと同じルールで処分します | メーカー公式サイト/自治体・処理業者 |
| 互換トナー・リサイクルトナーの空き容器 | 今回確認したメーカー6社の回収はいずれも対象外です。家庭は自治体のルール、会社は産業廃棄物としての扱いを確認します | お住まいの自治体/処理業者 |
家庭(個人)で使ったトナーカートリッジの捨て方
ご家庭のプリンターで使い終わったトナーカートリッジは、次の順で考えると迷わずに済みます。
- 1. 純正品なら、メーカーの回収を検討する:キヤノン(個人・法人向けの「単品」訪問回収・1点から無料)、エプソン(会員登録なしでWeb申込み・トナーカートリッジは1個から無料)、ブラザー(無料宅配便・訪問回収)など、メーカーの回収サービスがあります(詳細は「③」)。
- 2. メーカーの回収を使わない場合は、お住まいの自治体の分別ルールに従う:燃えるごみ・燃えないごみ・プラスチック・資源など、区分は自治体によって異なります。自治体のごみ分別ガイドや公式サイトで「トナーカートリッジ」の区分を確認してから出してください。
- 3. トナーの粉が漏れないようにする:キャップを閉め、ビニール袋に入れて口をしっかり閉じてから出すと、粉の飛び散りを防げます。
なお、郵便局などに置かれている「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の回収箱は、家庭用インクジェットプリンターの使用済みインクカートリッジ(ブラザー・キヤノン・エプソン・日本HPの4社の純正品)を回収するためのものです。トナーカートリッジは、メーカーの回収または自治体のルールで処分してください。
会社(事業所)で使ったトナーカートリッジの処分方法|産業廃棄物になる?
オフィスや店舗など、事業活動で使ったトナーカートリッジは、家庭ごみと同じ出し方ができるとは限りません。廃棄物処理法(廃棄物の処理及び清掃に関する法律)は、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち廃プラスチック類などを「産業廃棄物」と定め(第2条第4項)、事業者は事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任で適正に処理しなければならないとしています(第3条第1項)。トナーカートリッジはプラスチックや金属の部品でできているため、会社で使ったものは産業廃棄物として扱う必要がある場合があります。
キヤノンも公式サイトのQ&Aで、回収対象ではない消耗品について「事業用でご利用の場合は、産業廃棄物として処理」、個人の場合は「各自治体のルールにしたがって廃棄」するよう案内しています(2026-10-09時点)。
- 純正品:まずメーカーの回収プログラムが使えるかを確認します。たとえば富士フイルムビジネスイノベーションは1本から無償で、NECは指定の宅配業者による無償の集荷で回収しています(「③」)。
- メーカー回収の対象外のもの(互換・リサイクル品など):事業所のある自治体の案内や、契約している産業廃棄物処理業者に、区分と処理方法を確認してください。
※産業廃棄物に当たるか、どの品目に分類されるかは、排出の状況や自治体の運用によって扱いが異なることがあります。本ページは一般的な説明のため、個別の判断は自治体・処理業者にご確認ください。
未使用のトナーカートリッジの捨て方・処分方法
プリンターの入れ替えや買いすぎで未使用のトナーが余ったときは、次の方法があります。
- メーカーの回収に出す:リコー(品代の返金・回収後の返却はなし)、ブラザー(新品や残量がある消耗品も、処分希望なら回収)、富士フイルムビジネスイノベーション(箱の「使用済みチェック欄」に×を記入・返金なし)は、公式サイトで未使用品も回収すると案内しています。NECは「未使用のカートリッジを回収した場合、交換や返金はお受けできません」と記載しています。
- 同じプリンターを使っている部署や知人に使ってもらう:対応機種が同じなら、そのまま使える場合があります。
- 自治体・処理業者のルールで処分する:使用済みと同じく、家庭なら自治体の分別ルール、会社なら産業廃棄物としての扱いを確認します。未使用品は中にトナーが多く入っているため、袋に入れて口を閉じるなど、漏れないように梱包してください。
※キヤノン・エプソンの公式ページでは、未使用のトナーカートリッジの扱いは確認できませんでした(キヤノンは、未使用のインクカートリッジは回収対象外と記載)。申し込む前に各社にご確認ください。
互換トナー・リサイクルトナーの空きカートリッジの捨て方
互換トナー・リサイクルトナーの使い終わったカートリッジは、今回確認したメーカー6社(リコー・キヤノン・エプソン・ブラザー・NEC・富士フイルムビジネスイノベーション)の回収プログラムでは、いずれも回収対象外と案内されています(他社製品や、詰め替え・再生・改造されたカートリッジは対象外)。ご家庭で使ったものはお住まいの自治体の分別ルールに従い、会社で使ったものは産業廃棄物としての扱いを自治体や処理業者にご確認ください(「⑥」もあわせてご覧ください)。
② なぜカートリッジの回収・リサイクルが大切なのか
トナーカートリッジ・インクカートリッジには、プラスチック部品や金属部品、電子部品(ICチップ等)が使われています。使用済みカートリッジを適切に回収・分解・再資源化することで、新たに部材を製造するよりも資源の消費を抑えられます。また、外殻部品などを再利用できる状態のものは、リサイクルトナー(使用済みの純正カートリッジを回収・分解・洗浄・部品交換のうえ再生したトナー)の材料としても活用されます。
「安いから」という理由だけでなく、資源循環の観点からリサイクルトナー・互換トナーを選ぶ方も増えています。使用済みカートリッジを正しいルートで処分することは、こうした資源循環の入り口でもあります。オフィスで大量の消耗品を使う法人のお客様にとっても、回収・リサイクルの仕組みを理解しておくことは、環境配慮の取り組みとして説明しやすいポイントの一つです。
③ メーカー別のトナー回収プログラム(リコー・キヤノン・エプソン・ブラザー・NEC・富士フイルム)
ここでは、リコー・キヤノン・エプソン・ブラザー・NEC・富士フイルムビジネスイノベーションの6社の回収プログラムを、各社公式サイトの記載(2026-10-09時点)に基づいて要約します。6社とも自社の純正品が対象で、他社製品や、詰め替え・再生・改造されたカートリッジは対象外と案内されています。
リコーのトナー回収|使用済みトナーカートリッジ・廃トナーボトル・ドラムユニット
リコーは、リコー純正のトナーカートリッジ・ドラムユニット・廃トナーボトルを無償で回収しています。対象は、複写機・複合機(RICOH IM/RICOH MP/imagio)、レーザープリンター(RICOH IP/P/RICOH SP/IPSiO)、ファクシミリ(RICOH FAX/RIFAX)などの製品群で使うカートリッジです。
- 申込み先:購入した販売会社・販売店が分かる場合(量販店等を除く)は、その販売会社・販売店に依頼します。NetRICOH以外の通販や量販店で購入した場合、または販売店が分からない場合は、リコー公式サイトの回収受付からWebで申し込みます。
- 受付方法:2025年10月1日からWeb受付のみです(FAX・電話での受付は2025年9月30日で終了)。回収箱(段ボール)の無償配布も終了したため、空き箱や梱包用テープでまとめて用意します。
- 本数:1回4〜20本。4本集まる見込みがない場合は、4本未満でも回収すると案内されています。
- 回収日:受付後3営業日を目途に訪問します(日時の指定は不可・土日祝は回収なし・手渡しのみ)。
- 対象外:リコーブランド以外のトナーカートリッジと、他社によって再生・再充填されたカートリッジ。
- 未使用品:回収は受け付けますが、品代の返金はなく、回収後の返却もできません。
「廃トナーボトルが満杯です」の表示で交換した使用済みの廃トナーボトルも、リコー純正品であれば同じ窓口で回収の対象になります(「④」参照)。
メーカー別 回収プログラム一覧(2026-10-09時点)
| メーカー | 回収対象 | 回収方法・申込 | 対象者 |
|---|---|---|---|
| リコー | リコー純正のトナーカートリッジ・ドラムユニット・廃トナーボトル(IM/MP/imagio、IP/P/SP/IPSiOシリーズ等が対象) | Web申込み(1回の申込みで4〜20個)。購入した販売店が分かる場合は、まず販売店への相談が案内されています | 通販・量販店等で購入した方、または購入した販売店が分からない方が対象(販売店が分かる場合は販売店へ依頼)。リコー純正品のみ(詰め替え品等は対象外) |
| キヤノン | キヤノンブランドの純正カートリッジ(レーザービームプリンター用・レーザー複合機用トナーカートリッジ、カラーLBP用ドラムカートリッジ、LBP用回収トナーボックス、オフィス複合機用トナー容器 など) | 「単品」訪問回収サービス(1点から無料で訪問回収・WebまたはFAXで申込み、電話での申込みは不可)。数が多い場合は無料の集合回収専用箱を取り寄せ、同梱の着払い伝票で返送(回収箱代・輸送費用の負担なし) | 個人・法人とも利用可。キヤノン純正品のみ(互換カートリッジ、再生・改造されたカートリッジは対象外) |
| エプソン | エプソン純正のトナーカートリッジ(感光体・廃トナーボックスを含む)、インクカートリッジ、リボンカートリッジ | 「使用済みエプソン純正カートリッジ引取回収サービス」にWebで申込み(会員登録不要・トナーカートリッジは1個から・回収は無料)。電話・FAXでの受付は2025年12月15日で終了 | エプソン純正品のみ(「エプソン用」「For EPSON」と表示された互換品、改造品は対象外) |
| ブラザー(トナー・ドラム) | ブラザー純正のトナーカートリッジ・ドラムユニット(全型番) | 無料宅配便・訪問回収サービス(Web・電話・FAXで申込み)。ほかに、専用回収箱(最大15本程度入る)を届けてもらい8本以上たまったら電話またはFAXで回収を依頼する方法や、コンビニ等で発送できる「Smari」(対象地域限定)もあり | ブラザー純正品のみ(純正品以外のリサイクル・詰め替え・改造品は回収対象外)。新品や残量がある消耗品も、処分希望なら回収 |
| ブラザー(インク) | ブラザー純正のインクカートリッジ(オレンジ色の保護カバー付きは付け替えが必要。ガーメントプリンター用消耗品は対象外) | 大量利用者向け回収箱(約200個収容・電話またはFAXで請求)。少量の場合は「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」(ブラザー・キヤノン・エプソン・日本HP共同運営、全国約3,600か所の郵便局等に回収箱を設置)へ持ち込み | 個人・法人とも利用可。ブラザー純正品のみ(詰め替え・改造品は回収対象外) |
| NEC | NEC製レーザ/LED方式のプリンタ(高速連続紙ページプリンタを含む)・ファクシミリ・複合機の使用済みNEC純正カートリッジ(トナーカートリッジ、ドラムカートリッジ、トナー回収カートリッジ、トナーボトル など) | EPカートリッジ回収センターへ依頼すると、指定の宅配業者が無償で集荷(受付は月〜金 9:00〜17:00・祝日を除く/FAXは24時間受付。連絡先はNEC公式サイトに記載) | NEC純正品のみ(NEC製以外の製品用カートリッジ、第三者が製造・改造したカートリッジ〈トナーの再充填を含む〉は対象外)。未使用品を回収した場合の交換・返金は不可 |
| 富士フイルム(富士フイルムビジネスイノベーション) | 富士フイルムビジネスイノベーション製カートリッジ(トナー・ドラム・トナー回収ボトル)。旧富士ゼロックス製カートリッジも回収 | 公式サイトの申込みフォームから依頼(無償・1本から・電話での依頼は不可)。回収希望日は依頼日から2営業日以降を指定 | 同社製カートリッジのみ(他社のカートリッジ、再生・改造されたカートリッジは対象外)。未使用品も回収(箱の使用済みチェック欄に×を記入・返金なし) |
※上記は各社公式サイトの記載内容を要約したものです(キヤノン・エプソン・NEC・富士フイルムビジネスイノベーションは2026-10-09時点、リコー・ブラザーは2026-08-04に確認し2026-10-09に再確認)。申込方法・受付条件・対象製品は変更される場合があるため、実際にご利用の際は必ず各メーカー公式サイトの最新情報をご確認ください。上記以外のメーカー(京セラ・シャープ・コニカミノルタ・OKIなど)の回収窓口は、各メーカーの公式サイト・サポート窓口でご確認ください。
特に注目したいのは、リコーの回収プログラムがトナーカートリッジだけでなくドラムユニット・廃トナーボトルも対象に含んでいる点です。プリンター・複合機を長く使ううえで発生するこれらの消耗品も、まとめて回収の選択肢に入れられます。
④ 「廃トナーボトル」とは?満杯エラーが出たときの対処
「廃トナーボトル」とは、レーザープリンター・複合機の内部にある、印刷時に用紙へ転写しきれず残った微量のトナーを溜めておくための容器です。トナーカートリッジやドラムユニットとは別に、機種によって搭載されています。
使用を続けてボトル内のトナー残量が上限に近づくと、「廃トナーボトルが満杯です」といった表示が出ます。これは異常ではなく、正常な使用に伴う消耗品交換のサインです。特にリコー製の複合機・プリンターで、この表示に関する検索が多く見られます。
一般的な対処の流れ
- 1. プリンターの電源を切る
- 2. 取扱説明書の手順に従って、廃トナーボトルを取り外す
- 3. こぼれたトナー粉があれば、静かに掃き集めるか、水で湿らせた布などで拭き取る(一般の掃除機は、内部の火花などで発火・粉じん爆発の原因になることがあるため使わない)
- 4. 新品の廃トナーボトルを装着する
- 5. 電源を入れ直し、表示が消えることを確認する
具体的な取り外し方・リセット手順は機種によって異なるため、必ずお使いの機種の取扱説明書またはメーカーサポートの案内に従ってください。印刷にスジ・かすれ等の症状が併発している場合は、互換トナーのトラブル症状別解決ガイドもあわせてご確認ください。
複合機・レーザープリンターを法人で複数台運用している場合、廃トナーボトルの予備を1〜2個ストックしておくと、満杯表示が出たときにすぐ交換でき、業務の停止時間を短くできます。トナーカートリッジとあわせてまとめてご注文いただくと、送料の面でも効率的です。
⑤ 「廃インク吸収パッド」とは?自分で交換できる?
「廃インク吸収パッド」とは、インクジェットプリンターの内部にある、ヘッドクリーニングなどの際に排出される余分なインクを吸収するスポンジ状の部品です。ブラザー製をはじめ多くのインクジェットプリンターに搭載されています。
このパッドが吸収できる量の上限に近づくと、「インク吸収パッドの限度に達しました」等のメッセージが表示されることがあります。
自分で交換できますか?
廃インク吸収パッドは、プリンター内部の分解を伴う場合が多く、インク漏れや部品破損のリスクがある作業です。無理に分解して交換すると、プリンター本体の故障につながることもあります。安全に対応するためには、メーカーのサポート窓口または専門の修理業者にご相談することをおすすめします。保証期間内であれば、まずメーカーの窓口にご連絡ください。自己判断での分解・改造は、メーカー保証の対象外になる可能性もあるため注意が必要です。
⑥ 互換・リサイクルカートリッジの空き容器も回収されますか?
メーカーの回収プログラムの多くは、純正品のみを対象としています(「③」の表のとおり、ブラザーは公式に「純正品のみ」と明記しています)。そのため、互換トナー・リサイクルトナーの空きカートリッジがメーカーの回収プログラムの対象になるかどうかは、各メーカーに個別にご確認いただく必要があります。お使いのカートリッジのメーカー公式サイト・サポート窓口(「③」参照)で対象製品をご確認ください。
新しいトナーのご購入や、お使いの機種に合う型番選びについてご不明な点があれば、お電話またはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
⑦ よくある質問
Q. 使用済みのリコートナーカートリッジはどう処分すればよいですか?
A. リコーは、リコー純正のトナーカートリッジ・ドラムユニット・廃トナーボトルを対象とした回収プログラムをWeb申込み形式で提供しています(1回4〜20個)。購入先の販売店が分かる場合はまず販売店へ、分からない場合はリコーの回収窓口をご利用ください(詳細は「③」)。
Q. リコーのカートリッジ回収は誰でも利用できますか?
A. 通販・量販店等で購入した方、または購入した販売店が分からない方が対象として案内されています。購入先の販売店が分かる場合は、まず販売店にご相談ください。対象はリコー純正品のみで、詰め替え品等は対象外です(「③」参照)。
Q. リコーのドラムユニットも回収してもらえますか?
A. はい。リコーの回収プログラムは、トナーカートリッジだけでなくドラムユニット・廃トナーボトルも対象に含めています(2026-08-04時点の公式サイト記載)。最新の対象製品・申込方法は必ずリコー公式サイトでご確認ください。
Q. ブラザーのインクカートリッジはどこで回収してもらえますか?
A. 大量にお使いの場合は、ブラザー公式の回収箱請求フォーム(電話・FAX)から専用回収箱(約200個収容)を申し込めます。少量の場合は、ブラザー・キヤノン・エプソン・日本HPが共同運営する「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の回収箱(全国約3,600か所の郵便局等に設置)へお持ち込みください。対象はブラザー純正品のみです(「③」参照)。
Q. 「廃トナーボトルが満杯です」と表示されたらどうすればいいですか?
A. これは異常ではなく、通常の使用に伴う交換のサインです。電源を切ってボトルを取り外し、新品の廃トナーボトルに交換してください。具体的な手順は機種により異なるため、取扱説明書またはメーカーサポートの案内に従ってください(「④」参照)。
Q. 廃トナーボトルとは何ですか?
A. レーザープリンター・複合機の内部で、印刷時に転写しきれず残ったトナーを溜めておく容器です。トナーカートリッジ・ドラムユニットとは別の消耗品として、機種によって搭載されています(「④」参照)。
Q. 廃インク吸収パッドは自分で交換できますか?
A. 分解を伴う作業でインク漏れ・部品破損のリスクがあるため、自己判断での交換はおすすめしません。保証期間内であればメーカーサポート、期間外でも専門の修理業者への相談を推奨します(「⑤」参照)。
Q. 使用済みカートリッジは燃えるごみ・燃えないごみのどちらに出せばいいですか?
A. 自治体によって区分が異なるため、一律にはお答えできません。お住まいの自治体のごみ分別ガイド・公式サイトで、トナーカートリッジ・インクカートリッジの区分をご確認ください(「①」参照)。
Q. メーカーの回収プログラムを利用できない場合はどうすればいいですか?
A. 購入店が不明・対象製品外などでメーカー回収を利用できない場合は、お住まいの自治体のルールに従って廃棄するか、家電量販店等の店頭回収ボックスをご利用ください(「①」参照)。
Q. 互換トナー・リサイクルトナーの空きカートリッジも回収してもらえますか?
A. メーカーの回収プログラムの多くは純正品のみを対象としており、互換・リサイクル品が対象に含まれるかは各メーカーへの個別確認が必要です。お使いのカートリッジのメーカー公式サイト・サポート窓口でご確認ください(「⑥」参照)。
Q. トナーカートリッジの捨て方を教えてください。家庭と会社で違いますか?
A. 違います。家庭で使ったトナーカートリッジは、純正品ならメーカーの回収を利用でき、利用しない場合はお住まいの自治体の分別ルールに従って出します。会社(事業所)で使ったものは、廃棄物処理法上の産業廃棄物として扱う必要がある場合があるため、メーカーの回収を利用するか、自治体や産業廃棄物処理業者に処理方法を確認してください。どちらも、トナーが漏れないよう袋に入れてから出すと安心です(「①」参照)。
Q. 未使用のトナーカートリッジは回収してもらえますか?
A. メーカーによっては回収してもらえます。2026-10-09時点の公式サイトでは、リコー・ブラザー・富士フイルムビジネスイノベーションが未使用品も回収すると案内しており、リコーと富士フイルムは返金なしと明記しています。NECも、未使用品を回収した場合の交換・返金は不可と記載しています。キヤノン・エプソンは未使用トナーの扱いを確認できなかったため、各社にお問い合わせください(「①」参照)。
Q. 会社で使ったトナーカートリッジは産業廃棄物になりますか?
A. なる場合があります。廃棄物処理法は、事業活動に伴って生じた廃プラスチック類などを産業廃棄物と定め、事業者に自らの責任での適正な処理を求めています。トナーカートリッジはプラスチックや金属でできているため、会社で使ったものは産業廃棄物として扱う必要がある場合があります。純正品はメーカーの回収を利用し、それ以外は事業所のある自治体や産業廃棄物処理業者にご確認ください(「①」参照)。
Q. リコーのトナー回収は無料ですか?どう申し込めばいいですか?
A. 無料です。リコーは、リコー純正のトナーカートリッジ・ドラムユニット・廃トナーボトルを無償で回収しています。購入した販売会社・販売店が分かる場合はそちらへ依頼し、通販・量販店で購入した場合や販売店が分からない場合は、リコー公式サイトからWebで申し込みます。2025年10月1日からWeb受付のみで、1回4〜20本、回収箱は自分で用意します(「③」参照)。
Q. キヤノン・エプソン・ブラザーのトナーカートリッジは1本でも回収してもらえますか?
A. 2026-10-09時点の各社公式サイトでは、キヤノンは「単品」訪問回収サービスで1点から無料、エプソンは引取回収サービスでトナーカートリッジ1個から無料で回収すると案内しています。ブラザーは無料宅配便・訪問回収サービスを用意しており、輸送の環境負荷を減らすため複数本まとめての回収に協力を呼びかけています。いずれも各社の純正品のみが対象です(「③」参照)。
Q. 富士フイルム(旧富士ゼロックス)のトナーも回収してもらえますか?
A. はい。富士フイルムビジネスイノベーションは、同社製のカートリッジ(トナー・ドラム・トナー回収ボトル)を1本から無償で回収しており、旧富士ゼロックス製のカートリッジも「これまで通り承ります」と案内しています。申込みは公式サイトのフォームから行い、電話では依頼できません。回収希望日は依頼日から2営業日以降を指定します(2026-10-09時点・「③」参照)。
⑧ 運営会社情報
Rトナー(旧サイト名:リサイクルトナー.JP)は、ゲイン株式会社(東京都品川区小山4-1-10、TEL: 03-6426-4757、2019年運営開始)が運営する互換トナー・リサイクルトナーの専門通販です。15ブランド・約2,600点を取り扱い、法人の請求書払い・大口割引・見積書発行にも対応しています。
⑨ 新しいトナーをお探しの方へ
使用済みカートリッジの処分先が決まったら、次に使うトナーもご検討ください。Rトナーは互換トナー・リサイクルトナーを、出荷前の印刷・電気特性検査を経て全商品2年保証付きでお届けしています。純正比で互換は30〜70%、リサイクルは20〜50%が価格の目安です。
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