使用済みトナー・インクカートリッジの回収・処分方法とは|メーカー回収・廃トナーボトル対処ガイド

使用済みのトナーカートリッジ・インクカートリッジは、主に①メーカーの回収プログラムを利用する、②お住まいの自治体のルールに従って廃棄する、③回収ボックス・郵送サービスを利用する、の3つの方法で処分できます。回収の対象製品・方法・対象者は、メーカーや地域によって異なります。本ページでは、リコー・ブラザーの回収プログラムの概要(2026-08-04時点・各社公式サイト確認)と、「廃トナーボトルが満杯です」「廃インク吸収パッド」といった表示が出たときの対処法をあわせて解説します。正確な分別区分・回収可否は、必ずお住まいの自治体・メーカーの公式案内でご確認ください。

① 使用済みトナー・インクカートリッジの処分方法(3つの選択肢)

使用済みのカートリッジをどう処分すればよいか迷ったときは、次の3つの選択肢から検討してみてください。

選択肢1:メーカーの回収プログラムを利用する

プリンターメーカー各社は、自社製品向けの使用済みカートリッジ回収プログラムを用意している場合があります。多くは環境負荷低減・資源循環を目的としており、リコー・ブラザーをはじめとした主要メーカーで確認できます(詳細は「③」)。

選択肢2:お住まいの自治体のルールに従って廃棄する

トナーカートリッジ・インクカートリッジの廃棄物としての区分(燃えるごみ・燃えないごみ・資源ごみ等)は、自治体によって異なります。同じ製品でも自治体ごとに区分が変わることがあるため、お住まいの自治体のごみ分別ガイドや公式サイトで確認してから廃棄することをおすすめします。

選択肢3:回収ボックス・郵送回収サービスを利用する

家電量販店の店頭回収ボックスや、複数メーカーが共同運営する郵便局設置の回収ボックス(後述の「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」等)を利用する方法もあります。対象製品・設置場所はサービスにより異なります。

選択肢向いているケース費用の目安
メーカー回収プログラムお使いの製品が純正品で、対象メーカーの回収窓口がある場合無料の場合が多い(メーカーにより異なる)
自治体のルールに従って廃棄純正・互換・リサイクルを問わず、身近な処分方法を探している場合通常のごみ収集の範囲内
回収ボックス・郵送サービス店舗や郵便局への持ち込みが可能で、対象製品に該当する場合無料の場合が多い(サービスにより異なる)

※費用・条件はメーカー・サービス・自治体により異なります。必ず利用前に最新の公式情報をご確認ください。

使用済みカートリッジの廃棄物としての取り扱いは、廃棄物処理法に基づき自治体ごとに運用が定められています。本ページの内容は一般的な選択肢の紹介にとどまるため、正確な分別区分・回収可否については、必ずお住まいの自治体やメーカーの公式案内をご確認ください。

② なぜカートリッジの回収・リサイクルが大切なのか

トナーカートリッジ・インクカートリッジには、プラスチック部品や金属部品、電子部品(ICチップ等)が使われています。使用済みカートリッジを適切に回収・分解・再資源化することで、新たに部材を製造するよりも資源の消費を抑えられます。また、外殻部品などを再利用できる状態のものは、リサイクルトナー(使用済みの純正カートリッジを回収・分解・洗浄・部品交換のうえ再生したトナー)の材料としても活用されます。

「安いから」という理由だけでなく、資源循環の観点からリサイクルトナー・互換トナーを選ぶ方も増えています。使用済みカートリッジを正しいルートで処分することは、こうした資源循環の入り口でもあります。オフィスで大量の消耗品を使う法人のお客様にとっても、回収・リサイクルの仕組みを理解しておくことは、環境配慮の取り組みとして説明しやすいポイントの一つです。

③ メーカー別の回収プログラム(リコー・ブラザー)

ここでは、回収・廃棄の検索需要が特に多い2社(リコー・ブラザー)の回収プログラムを、2026-08-04時点の各社公式サイトの記載に基づいて要約します。

メーカー回収対象回収方法・申込対象者
リコーリコー純正のトナーカートリッジ・ドラムユニット・廃トナーボトル(IM/MP/imagio、IP/P/SP/IPSiOシリーズ等が対象)Web申込み(1回の申込みで4〜20個)。購入した販売店が分かる場合は、まず販売店への相談が案内されていますネット通販等で購入し、購入先の販売店が分からない方が主な対象。リコー純正品のみ(詰め替え品等は対象外)
ブラザーブラザー純正のインクカートリッジ(オレンジ色の保護カバー付きは付け替えが必要。ガーメントプリンター用消耗品は対象外)大量利用者向け回収箱(約200個収容・電話またはFAXで請求)。少量の場合は「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」(ブラザー・キヤノン・エプソン・日本HP共同運営、全国約3,600か所の郵便局等に回収箱を設置)へ持ち込み個人・法人とも利用可。ブラザー純正品のみ(詰め替え・改造品は回収対象外)

※上記は各社公式サイトの記載内容を要約したものです(2026-08-04時点)。申込方法・受付条件・対象製品は変更される場合があるため、実際にご利用の際は必ず各メーカー公式サイトの最新情報をご確認ください。他メーカー(キヤノン・エプソン・NECなど)も同様の回収窓口を用意している場合があります。詳細は各メーカー公式サイトでご確認ください。

特に注目したいのは、リコーの回収プログラムがトナーカートリッジだけでなくドラムユニット・廃トナーボトルも対象に含んでいる点です。プリンター・複合機を長く使ううえで発生するこれらの消耗品も、まとめて回収の選択肢に入れられます。

④ 「廃トナーボトル」とは?満杯エラーが出たときの対処

「廃トナーボトル」とは、レーザープリンター・複合機の内部にある、印刷時に用紙へ転写しきれず残った微量のトナーを溜めておくための容器です。トナーカートリッジやドラムユニットとは別に、機種によって搭載されています。

使用を続けてボトル内のトナー残量が上限に近づくと、「廃トナーボトルが満杯です」といった表示が出ます。これは異常ではなく、正常な使用に伴う消耗品交換のサインです。特にリコー製の複合機・プリンターで、この表示に関する検索が多く見られます。

一般的な対処の流れ

  • 1. プリンターの電源を切る
  • 2. 取扱説明書の手順に従って、廃トナーボトルを取り外す
  • 3. こぼれたトナー粉があれば、掃除機で吸引する(水拭きは固着の原因になるため避ける)
  • 4. 新品の廃トナーボトルを装着する
  • 5. 電源を入れ直し、表示が消えることを確認する

具体的な取り外し方・リセット手順は機種によって異なるため、必ずお使いの機種の取扱説明書またはメーカーサポートの案内に従ってください。印刷にスジ・かすれ等の症状が併発している場合は、互換トナーのトラブル症状別解決ガイドもあわせてご確認ください。

複合機・レーザープリンターを法人で複数台運用している場合、廃トナーボトルの予備を1〜2個ストックしておくと、満杯表示が出たときにすぐ交換でき、業務の停止時間を短くできます。トナーカートリッジとあわせてまとめてご注文いただくと、送料の面でも効率的です。

⑤ 「廃インク吸収パッド」とは?自分で交換できる?

「廃インク吸収パッド」とは、インクジェットプリンターの内部にある、ヘッドクリーニングなどの際に排出される余分なインクを吸収するスポンジ状の部品です。ブラザー製をはじめ多くのインクジェットプリンターに搭載されています。

このパッドが吸収できる量の上限に近づくと、「インク吸収パッドの限度に達しました」等のメッセージが表示されることがあります。

自分で交換できますか?

廃インク吸収パッドは、プリンター内部の分解を伴う場合が多く、インク漏れや部品破損のリスクがある作業です。無理に分解して交換すると、プリンター本体の故障につながることもあります。安全に対応するためには、メーカーのサポート窓口または専門の修理業者にご相談することをおすすめします。保証期間内であれば、まずメーカーの窓口にご連絡ください。自己判断での分解・改造は、メーカー保証の対象外になる可能性もあるため注意が必要です。

⑥ 互換・リサイクルカートリッジの空き容器も回収されますか?

メーカーの回収プログラムの多くは、純正品のみを対象としています(「③」の表のとおり、ブラザーは公式に「純正品のみ」と明記しています)。そのため、互換トナー・リサイクルトナーの空きカートリッジがメーカーの回収プログラムの対象になるかどうかは、各メーカーに個別にご確認いただく必要があります。お使いのカートリッジのメーカー公式サイト・サポート窓口(「③」参照)で対象製品をご確認ください。

新しいトナー・インクのご購入や、お使いの機種に合う型番選びについてご不明な点があれば、お電話またはお問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

⑦ よくある質問

Q. 使用済みのリコートナーカートリッジはどう処分すればよいですか?
A. リコーは、リコー純正のトナーカートリッジ・ドラムユニット・廃トナーボトルを対象とした回収プログラムをWeb申込み形式で提供しています(1回4〜20個)。購入先の販売店が分かる場合はまず販売店へ、分からない場合はリコーの回収窓口をご利用ください(詳細は「③」)。

Q. リコーのカートリッジ回収は誰でも利用できますか?
A. ネット通販等で購入し、購入先の販売店が分からない方が主な対象として案内されています。購入先の販売店が分かる場合は、まず販売店にご相談ください。対象はリコー純正品のみで、詰め替え品等は対象外です(「③」参照)。

Q. リコーのドラムユニットも回収してもらえますか?
A. はい。リコーの回収プログラムは、トナーカートリッジだけでなくドラムユニット・廃トナーボトルも対象に含めています(2026-08-04時点の公式サイト記載)。最新の対象製品・申込方法は必ずリコー公式サイトでご確認ください。

Q. ブラザーのインクカートリッジはどこで回収してもらえますか?
A. 大量にお使いの場合は、ブラザー公式の回収箱請求フォーム(電話・FAX)から専用回収箱(約200個収容)を申し込めます。少量の場合は、ブラザー・キヤノン・エプソン・日本HPが共同運営する「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」の回収箱(全国約3,600か所の郵便局等に設置)へお持ち込みください。対象はブラザー純正品のみです(「③」参照)。

Q. 「廃トナーボトルが満杯です」と表示されたらどうすればいいですか?
A. これは異常ではなく、通常の使用に伴う交換のサインです。電源を切ってボトルを取り外し、新品の廃トナーボトルに交換してください。具体的な手順は機種により異なるため、取扱説明書またはメーカーサポートの案内に従ってください(「④」参照)。

Q. 廃トナーボトルとは何ですか?
A. レーザープリンター・複合機の内部で、印刷時に転写しきれず残ったトナーを溜めておく容器です。トナーカートリッジ・ドラムユニットとは別の消耗品として、機種によって搭載されています(「④」参照)。

Q. 廃インク吸収パッドは自分で交換できますか?
A. 分解を伴う作業でインク漏れ・部品破損のリスクがあるため、自己判断での交換はおすすめしません。保証期間内であればメーカーサポート、期間外でも専門の修理業者への相談を推奨します(「⑤」参照)。

Q. 使用済みカートリッジは燃えるごみ・燃えないごみのどちらに出せばいいですか?
A. 自治体によって区分が異なるため、一律にはお答えできません。お住まいの自治体のごみ分別ガイド・公式サイトで、トナーカートリッジ・インクカートリッジの区分をご確認ください(「①」参照)。

Q. メーカーの回収プログラムを利用できない場合はどうすればいいですか?
A. 購入店が不明・対象製品外などでメーカー回収を利用できない場合は、お住まいの自治体のルールに従って廃棄するか、家電量販店等の店頭回収ボックスをご利用ください(「①」参照)。

Q. 互換トナー・リサイクルトナーの空きカートリッジも回収してもらえますか?
A. メーカーの回収プログラムの多くは純正品のみを対象としており、互換・リサイクル品が対象に含まれるかは各メーカーへの個別確認が必要です。お使いのカートリッジのメーカー公式サイト・サポート窓口でご確認ください(「⑥」参照)。

⑧ 運営会社情報

Rトナー(旧サイト名:リサイクルトナー.JP / トナー.jp)は、ゲイン株式会社(東京都品川区小山4-1-10、TEL: 03-6426-4767、2019年運営開始)が運営する互換トナー・リサイクルトナーの専門通販です。15ブランド・約2,600点を取り扱い、法人の請求書払い・大口割引・見積書発行にも対応しています。

⑨ 新しいトナー・インクをお探しの方へ

使用済みカートリッジの処分先が決まったら、次に使うトナー・インクもご検討ください。Rトナーは互換・リサイクルのトナー・インクを、出荷前の印刷・電気特性検査を経て全商品2年保証付きでお届けしています。純正比で互換は30〜70%、リサイクルは20〜50%が価格の目安です。

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